えぐち徹の飯塚をもっと元気にあたたかく
活動実績
2000年からの活動の中で、こんなことが実現しました!

温水プールの実現

 現在の市民プールは、飯塚市吉北にあり、屋外プール(レジャープール)だけではなく、屋内プール(25mの温水プール)があります。
 この市民プールの当初計画は、元の市民プール(飯塚市菰田・現在のトライアルの場所にありました)同様、屋外プールのみの計画でした。
 その計画に対し、1期目の活動の中で、「この時代に、屋外プールだけの計画では市民のニーズを満たさない。健康志向の時代だからこそ、温水プールをつくるべきだ。」と主張。
 現在の屋内プールのある市民プールが実現しました。

 また、当初は、2時間単位だけの料金制度でしたが、嘉麻市のサルビアパークが1時間単位の料金を設定していることや、1時間程度のニーズがあることを指摘し、短時間料金の制度導入を主張しました。
 この結果、指定管理者制度の導入の際に、今の1時間単位の料金が実現しました。

図書館の開館時間延長

図書館は、生涯学習施設です。その守備範囲は広範にわたり、趣味や教養といった市民生活の基盤としてだけではなく、産業の基盤としての側面もあります。そうした大切な施設であるのにかかわらず、その開館時間が平日で午後6時まで、日曜祝日には午後5時までと、仕事帰りの利用が非常に難しかったのです。
最初の市議会議員へのチャレンジの時以来、開館時間の延長をはじめとする図書館サービスの充実を主張、平成20年度より実現しています。
また、頴田図書館・穂波図書館の廃止条例については、図書館という施設の持つ意義に着目し、図書館サービスの切捨てではなく、平準化と充実を図るべきだと主張、廃止条例の否決に成功。
2つの図書館を守ることができました。

学校給食の自校式への転換。

子どもたちの成長を支える大切な食事、給食。しかし、飯塚市内では、その給食に大きな地域間格差があります。
旧飯塚市と旧頴田町はセンター方式といい、給食センターで作って各学校へ配送しているのに対し、その他は自校方式といい、学校に調理場があり給食を作っているのです。
その違いは、食べ残しに顕著に現れます。
平成19年度の残滓率(食べ残しの割合)は、自校式の学校のひとつ、上穂波小学校が0.12%なのに対し、飯塚給食センターでは小学校で17.18%、中学校ではなんと19.87%にのぼります。
この食べ残しをお金に置き換えると、旧飯塚の小学校では3300円の給食費のうち567円が、中学校では3920円の給食費のうち656円が食べ残しとして捨てられているのです。(平成19年度)
なんと合計50トン以上もの食べ残しが市全体で捨てられています。
子どもたちの健やかな成長を支えるはずの給食が、充分食べられていないのです。

この食べ残しの差は、栄養士の努力で変えられる範囲を超えており、センター方式にその原因があると私は判断しており、合併以前から自校式にすべきと主張してきました。
合併後の主張を続けた徐々に理解された結果、給食運営審議会でも自校式にすべきとの答申が出され、今日では、市の方針となりました。今後、順次整備されていくこととなりました。

クールビズの導入

今では当たり前になっているクールビズ。この導入についても、私が議会の質問の中で提案し、実行されたことのひとつです。

休日議会の実現・議会HPの充実等。

市民生活に直接影響のある事柄の多くを最終決定しているのは、市長であり、地方の議会です。
その議会をもっと市民に知っていただきたいと思いから、1期目の議員活動の中で休日議会を提案し、実現しました。(平成13年〜15年に実現)
傍聴者ゼロの日もあったり、多くて10数人に過ぎない傍聴者も、多いときには100人前後まで増えるなど、市民にとってハードルが低い存在になりました。 関連ページはコチラへ。

また、本会議の議事録が市役所や図書館で見れるだけであり、委員会記録は非公開としていたりした議会の情報公開について、各常任委員会の記録の整備やホームページでの議事録・委員会記録の公表を主張し、実現しました。 関連ページはコチラへ。

ただ、議会の様子のネット中継や、ビデオでの貸し出しなどは提案しましたが、実現しておらず、今後の課題として考えています。

八木山バイパスの無料化

2期目の活動の中で、飯塚市の活性化のためには、アクセス向上が必要であり、その大きな手段として八木山バイパスの無料化を主張してきました。湖西道路など他の道路での無料化の実現例をあげながら、実現性の高い案件であることを主張、市も関係機関に働きかけるとの答弁も引き出しました。
そして、現在の高速道路無料化の社会実験の中で昨年6月より実現しています。

コミュニティバスの運行開始。

高齢化や路線バスの廃止などでどんどん厳しくなっていく地域の交通。旧4町は、福祉バスなどのコミュニティバスがあったものの、旧飯塚市はまったくありませんでした。合併以前からその必要性を指摘してきました。現在では、旧飯塚市の地域にもコミュニティバスが走るようになり、市全域をカバーしています。
今後は、空車が目立つこのコミュニティバスを、人が見てもこれだったら必要だねといってもらえるように、大きく改善していくことが必要です。

少人数学級の導入

学力の面でまだまだ他の地域に負けている筑豊。また少年の非行といった問題も他地域に比べ多くあります。こういった問題の解決策の一つとして、少人数学級を導入すべきだと主張してきました。今では、小学校3年生までの少人数学級が実現しており、来年度には中学校1年生に導入されることとなっています。

赤ちゃんの駅事業スタート

自分が一児の親になった改めて感じた赤ちゃん連れでの外出の大変さ。おむつ交換ひとつでもその場所探しから始めなくてはなりません。いくら「商店街に来て買い物を」 といっても、「住んでみたいまち、住み続けたいまち」といっても、「赤ちゃん連れで行けないなぁ」と思ったら、人は集まりません。
そういった状況を解決しようと、誰でも自由におむつ交換・授乳などができるスペースを確保する「赤ちゃんの駅」事業を提案。2010年11月より飯塚市でもスタートしました。

災害ボランティアの活動支援

2003年の大水害。当時は災害ボランティアに関する市の対応のマニュアルや取り決め等はなく、場当たり的なものでした。市役所・社会福祉協議会・青年開銀所などの関係機関の方々とともに、ボランティアの活動について、役割分担等の大枠を協議していきました。この協議は、以降の災害発生時などに生かされています。

合併後の巨大議会のリコール実現

合併後、在任特例を使った飯塚市。しかし、財政非常事態宣言の中であり、少しでも経費削減を進めるためにも在任特例を2年も続けるべきではないといった理由から議会のリコールをオンブズパーソンかほの皆様とともにスタート。実現不可能化に思われたリコールを実現できました。このリコールの実現は市民の皆様の力ですが、少しはお役に立てたと自負しています。

婚活事業スタート

「住みたいまち、住み続けたいまちを目指す。」と言いながら、今までの行政運営の延長にとどまり、具体的な定住促進策に欠けていた合併後の飯塚市政。議会での質問の中で、その現実を指摘し、「具体的な定住促進策を取ることが必要。住宅関係への補助、婚活事業、不妊治療への助成・広報の充実などから定住促進策をはじめるべきだ」と主張。 その中で、平成21年度より婚活事業がスタートしています。

つどいの広場飯塚の実現。

幼稚園の統廃合に伴い廃園となった鯰田幼稚園。その園舎は、使用されないまま年月が過ぎていました。しかし、建築年次も比較的新しく、利用価値のあるこの鯰田幼稚園跡を最大限に活用すべきと考え、複数の子育て関係団体で利用できる場所にして欲しいと主張。
子育て関係団体と市、地元鯰田の皆様との調整などを経て、現在の「つどいの広場いいづか」として再スタートを切ることができました。開設以来、多くの親子連れに利用されており、公共施設の再利用の成功例として市内外に知られています。